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- 特別養護老人ホーム 錦苑
- 2025/07/24
見守り支援機器『眠りスキャン』研修会
錦苑では、さまざまな介護テクノロジーを導入し、利用者の皆様と職員の安心と安全のために取り組んでいます。
見守り支援機器等活用委員会では、今回「眠りスキャン」の活用のための研修会を3日間行いました。
委員会のメンバーが、「眠りスキャン」の使い方や、データ分析から見える活用方法などわかりやすく参加者にレクチャーしました。
「眠りスキャン」とは、ベッドのマットレスの下に設置したセンサーで体動(寝返り、呼吸、心拍など)を検出して、睡眠状態を測定する見守り支援機器です。
ご利用者の皆様の睡眠の状態や呼吸や心拍をデータとして見える化できるだけでなく、心拍数や呼吸数の異常や、ベッド上で体を起こしたり、ベッドからの立ち上がったことも職員の携帯しているスマートフォンに知らせて教えてくれます。錦苑では、現在までに45台「眠りスキャン」を導入しています。
参考:パラマウントベッド株式会社
ご利用者の皆様の睡眠を妨げることなく、夜はしっかりと睡眠をとることができているか、体調に異変がないかを確認することができます。
また、目が覚めてベッドから起きたことを知らせてくれたり、トイレに起きるタイミングを知ることができることで、転倒事故の予防にもつながります。
研修のなかでも心拍数や呼吸数の変化もデータとしてみることできることに着目して、健康状態の変化や体調不良の早期発見につなげることもできると今後の更なる活用についても話していました。
「眠りスキャン」は錦苑の職員に見守り支援としてしっかりと定着しています。委員会メンバーの積極的な活動からは今後の更なる活用が期待できます。